2014年9月13日土曜日

夢日記「海と夢と遊園地の夢」

私は30歳になる頃,親友に呼ばれて水を主に扱うテーマパークで遊ぶことになった.
「同じクラスのあいつ,死んだらしいぜ.」そう言われて,私も死ぬのだろうかと思った.ああ,あいつに引きこまれてしまったのかと.
私は海で死にかけたことがある.誰とは言えないが,誰かが海で溺れかけているのを助けようとして一緒に沈む,よくあるパターンだ.
後でわかったのだが,そいつはブラジャーを大量に盗んで,警察に捕まる寸前に海に飛び込んだらしい.
それを私が見つけて助けようとしたと.
それから私は他人の夢で他人が死ぬのを何度も見た.

いくつかのアトラクションを回り,ウォータースライダーと迷路を組み合わせたようなアトラクションの前についた.
嫌な予感などはなかった.
中は入り組んでいて,ところどころは一方通行で,ウォータースライダーで間違えたら直前の分かれ道までループできる仕組みになっていた.
ウォータースライダーはいたるところから外にでられるようになっており,あたりの建物を基準として行動できるようになっていた.
私はまっすぐに出て行こうと出口のある建物へウォータースライダーを滑り降りたはずだった.
ふ,と気がつくと私は海に漂っていた.
そんなはずはない,とあたりを見回しても客の声は聞こえない.
プールであれば足が届くはずなのにそれも全く届かない.
近くに這い上がれそうな岩山を見つけた.海から飛び出した大きな岩のような形.
絶壁とそれがえぐられてできた奇妙な洞があった.
洞の中には自分が這い上がれそうな平べったい岩とその上を覆うような大きな岩があり,奥行きはさほど無いようだった.
自分が這い上がって「誰かいないか」と叫ぶと「お前が来たのか」と男の声が返ってきた.
「ここはどこだ」と聞くとその男は海パン一丁の姿で「○○里島(**リジマ)だ,今はもう関係ないが.」と答え海に飛び込んで消えてしまった.
私は少しの間そこで休んでいた.すると,夢を見た.

暗い空,灯る松明,響く波の音.どうやら私は夜の海の近くにいるようだ.
きょろきょろとあたりを見回すと可愛らしい女のクラスメートが女を後背位で責めているのを見つけた.
しかし,その顔は快楽に溺れて蕩けるような顔ではなく,むしろ追い詰められて仕方なくやっていると言った表情だった.
彼女の思念が流れこんできた.
「私がこれをしないと血が絶えてしまう.これをすれば私は救われる.」
彼女は女と共に海に飛び込み,沈んでゆく.
私は彼女を死なせるわけには行かなかった.
そして私は彼女の夢を見た.

真っ暗な海の上.彼女はピンク色で染め上げられたガラスのようになり今にも崩れそうだった.
私が「Aさん!」と呼ぶと彼女ははっとした顔をしてこちらに顔を向けた.

「そっちに行ってはいけない!陸に戻れ!持って行かれるな!」と男の人が私を呼んでいた.
私は沈みたかったのだけど,男の人があまりに呼ぶのでそちらに行くことにした.
すると,私を掴んで海に引きずり込もうとする何かがいる.私は突然,生きたくなった.何かに操られていたのかもしれなかった.
このままでは死んでしまう.そう思って,力の限り水面を目指してあがいたけれど無意味だった.
どんどん沈んでしまう.引っ張られている足を見るとのっぺりとした白い皮膚で覆われたよくわからない何かがいた.
とても恐ろしかった.ここから逃げ出したかった.
そんな時水面の方から誰かが来て私の腕を取り,体を支え,一緒に泳いでくれた.

私は彼女を水面まで引き上げるとそのまま陸まで泳いだ.
海からゆっくりと白い人型の何かが追いかけてきているのに気づき,夢から帰るところを探した.
私は近くに小さな鏡を見つけ,そこに何も映らず白く輝いているのがわかったのでそこが出口だと確信した.
「早く夢から逃げるんだ.あれに捕まらないうちに.」そう言って彼女を鏡に頭から突っ込ませた.
体がぐにゃんと曲がりながら鏡に入っていくさまはある意味ホラーだったが,気にしてはいなかった.
そして私もそれに続いて鏡に飛び込み,夢から覚めた.

目が覚めると私は少女になってテーマパークのスライダーの中にいた.
友達数人と一緒にこのアトラクションで遊ぶことになったらしい.
近くに上に続く螺旋階段とその先の顔出し窓があったので私はそれを登り,周りを見渡した.
30の男の時に滑ったスライダーが見えた.そこから速い流れに流されて海のような広いエリアに流されたこともわかった.
そして私はウォータースライダーを滑り降りた.
気づくと私は深い海の底にいた.息ができない.近くに友人が一人だけ浮かんでいる.それ以外は何もない真っ暗な空間.
意識が遠のいていき,私は夢から覚めた.

目を覚ますと私は洞の天井を見つめていた.
下の平たい岩で寝ていたはずなのにいつの間にか上の岩に移動したらしい.
どうやって帰ろうかと考えていると少し先に潮の流れが見えた.
夢を思い出し,あの潮の流れに乗れば元のところへ戻れるんじゃないかと考えた.
その時,下の岩から「誰かいないかー!」と声がする.私はなるほどと思い「お前が来たのか」と返事をした.
相手は「ここはどこだ」と聞いてきたので「○○里島(**リジマ)だ,今はもう関係ないけれども」と答えた.
相手が首を傾げているうちにわたしは海に飛び込み,元のアトラクションの一部分に流された.
おそらくもう私はあの悪夢を見ることはないだろう.
そう思いながら友人とアトラクションをでた.
「長い夢だったな」
「ああ.20年と38人の命が失われた悪夢だった」
「もう見ないか」
「ああ」
しかし,今でも思い出す.あののっぺりした白い肌の姦姦蛇螺のことを.


感想:姦姦蛇螺ってこんな妖怪じゃないはず.なんでそんな名前を夢の中で当てはめたのかわからない.

0 件のコメント:

コメントを投稿